MCICDA

MCICDA コマンド集

open デバイスを初期化します。
close デバイスを閉じます。
play 再生を開始します。
stop 再生を停止します。
seek ディスク上の指定の位置へ移動します。
set デバイスコントロールの設定をします。
status デバイスの再生位置などの情報を取得します。
capability デバイスの機能情報を取得します。
MCIコマンドの構文は次の形になります。
コマンド デバイス名 (パラメータ)


play cda from 1:0:30:00


このページのコマンド使用例では cdaudio デバイスが cda というエイリアスで開かれているものと仮定しています。

open

open コマンドは、デバイスを初期化します。

パラメータ
alias エイリアス デバイスのエイリアス (別名) を与えます。以後のMCIコマンドでは、エイリアスがデバイス名と同等に扱われます。
shareable デバイスを共有可能として初期化します。はじめの open コマンドと以降の open コマンドとで shareable が指定されていれば、ひとつのデバイスを複数のプログラムで共有できます。

使用例

cda というエイリアスでCDオーディオデバイスを開きます。
	mci "open cdaudio alias cda"

close

close コマンドは、指定のデバイスをクローズします。

使用例

cda というエイリアスのデバイスをクローズします。
	mci "close cda"

play

play コマンドは、CDの再生を開始します。一時停止後の再生再開としてもつかえます。
パラメータを省略すると、ディスク上の現在の位置から再生が開始されます。

移動先の位置を指定する場合、時刻形式は set コマンドで設定されたものを使います。

パラメータ
from ポジション 再生開始位置を指定します。指定する再生開始位置の時刻表示形式はあらかじめ set コマンドで設定しておきます。
to ポジション 停止位置を指定します。指定する停止位置の時刻表示形式はあらかじめ set コマンドで設定しておきます。

使用例

set コマンドで時刻形式を TMSF に設定し、cda のトラック2の始まりからトラック3の始まりまでを再生します。
	mci "set cda time format tmsf"
	mci "play cda from 2 to 3"

stop

stop コマンドは、CDの再生を停止します。一時停止としても使えます。

使用例

エイリアス cda のデバイスの再生を停止します。
	mci "stop cda"

seek

seek コマンドは、ディスクの指定位置へ移動して停止します。CDが再生中だった場合、再生は停止されます。

移動先の位置を指定する場合、時刻形式は set コマンドで設定されたものを使います。

パラメータ
to ポジション シーク先の位置を指定します。この位置を示す値がディスクの長さより大きければ、MCIは範囲外エラーを返します。
to start ディスク上のオーディオ データの先頭にシークするように指定します。
to end ディスク上のオーディオ データの終端にシークするように指定します。

使用例

cda をトラック2へシークさせます。時刻形式は、set コマンドで TMSF に設定されているものとします。
	mci "seek cda to 2"

set

set コマンドは、デバイス制御の設定をします。

パラメータ
time format tmsf 時刻形式をトラック、分、秒、フレームに設定します。
以降、位置を示す値を使うすべてのコマンドは、時刻形式としてTMSFを使用します。
TMSF値は、tt:mm:ss:ff と指定してください。この場合、tt はトラック、mm は分、ss は秒、ff はフレームを示します。
メンバとそのメンバに続くメンバが0のときは、メンバを省略することができます。3, 3:0, 3:0:0, 3:0:0:0 は、すべて3トラックを表しています。
time format milliseconds 時刻形式をミリ秒に設定します。
以降、位置を示す値を使うすべてのコマンドは、時刻形式としてミリ秒を使用します。milliseconds は、ms と略すこともできます。
time format msf 時刻形式を分、秒、フレームに設定します。
以降、位置を示す値を使うすべてのコマンドは、時刻形式としてMSF (オーディオCD用のデフォルト形式)を使用します。
MSF値は、mm:ss:ff と指定してください。この場合、mm は分、ss は秒、ff はフレームを示します。
メンバとそのメンバに続くメンバが0のときは、メンバを省略することができます。たとえば、3, 3:0, 3:0:0 は、すべて3分を示す正しい表記です。
audio all off オーディオ出力をオフにします。
audio all on オーディオ出力をオンにします。
audio left off 左オーディオ チャネルへの出力をオフにします。
audio left on 左オーディオ チャネルへの出力をオンにします。
audio right off 右オーディオ チャネルへの出力をオフにします。
audio right on 右オーディオ チャネルへの出力をオンにします。
door closed 可能であれば、ディスク トレイを格納し、ドアをクローズします。
door open 可能であれば、ドアをオープンし、ディスク トレイをイジェクトします。

フレームとは、1秒間を75に区切る時刻形式のことです。75フレームで1秒となります。

使用例

cda の時刻形式をTMSFに設定します。
	mci "set cda time format tmsf"


可能であれば cda デバイスのディスクトレイを収納します。
	mci "set cda door closed"

status

status コマンドは、デバイスのステータス情報を取得します。
取得した情報はHSPのシステム変数 stat および refstr から取り出せます。

パラメータ
current track 現在のトラックを返します。
length ディスク全体の長さを返します。
length track トラック 指定されたトラックの長さを返します。
media present ディスクがドライブに挿入されていれば、TRUEを返します。そうでないときは、FALSEを返します。
mode デバイスの現在のモードを示す、次の値のいずれかを返します。
not ready, open, paused, playing, seeking, stopped
number of tracks ディスク上のトラック数を返します。
position 現在の位置を返します。
position track トラック 指定されたトラックの開始位置を返します。
ready デバイスの準備ができていれば、TRUEを返します。
start position ディスクやデバイス エレメントの開始位置を返します。
time format 現在の時刻形式を返します。

使用例

cda デバイスのディスク上のすべてのトラックの数を stat に返します。
	mci "status cda number of tracks"

capability

capability コマンドは、デバイスの機能情報を取得します。
取得した情報はHSPのシステム変数 stat および refstr から取り出せます。

パラメータ
can eject オーディオCDデバイスがメディアをイジェクトできれば、TRUEを返します。
can play オーディオCDデバイスがメディアを再生できれば、TRUEを返します。

使用例

オーディオCDが再生可能かどうかを調べます。
	mci "capability cda can play"